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2013年7月15日月曜日

あちらが立てばこちらが立たないNPOの運営

日本翻訳者協会(JAT)の日英・英日翻訳国際会議(IJET)の後援申請の準備は、かれこれ2週間ぐらい続いています。

いろんなファイルや情報がJATの共有サイトあちこちに散らばってしまって、何が何だか分かりません。しかも同じスレッドが複数のテーマを含んでおり、えらく長くなってきたので、苦情の声が出ました。

そこで後援申請に絞ったスレッドを作り、情報を全部そこに集めたところ
「またスレッドの数を増やした」と苦情を言われてしまいました。
あちらが立てばこちらが立たないとはこのことです。

後援申請において分科会を説明する必要があります。
製薬翻訳分科会では、すでに立派な英文が出来ていますが、日本語版はまだなく、分科会の人が和訳してくれることになりました。
関西地区分科会(KAT)に関しては、英語の説明を私が和訳して、委員長にチェックを依頼しました。

理事会とIJET委員会が急いで何かを決めなければならない場合、連絡担当理事を通すべきか、直接話し合うべきか、はたまた一部の理事と一部の委員だけがかかわるべきか、それとも全員がコメントすべきか、はっきり分からないときがあります。ちゃんとやろうとすると、一向に前に進まないときもあり、強引に進めると文句を言われて、もともと善意のボランティアでやっているはずなのに、自分が悪い人のように思えてくるときもあります。

英語で書くか、日本語で書くか、迷うこともあります。英語ネィティブの人は長い日本語を読むのが苦痛だろうと想像する一方で、日本語ネィティブの人は英語で書くと時間がとられると思います。

東京地区委員会(TAC)のサマーパーティーの参加費がゆうちょ銀行に入金されたので、サイトにログインして名前を確認して、TACへ伝えました。
ゆうちょ銀行の送金方法は変わっていて、理解されにくいです。
今日も送金方法についてTACの人から聞かれました。

JATの出版事業参入について、昔作成した著作権契約のドラフトがどこにあるか理事のAさんから聞かれたので、探したものの、すぐに出てこない。そもそも、このドラフトがなぜ必要なのかを理事のAさんに聞いてみました。契約のことは、法務担当の理事のBさんに任せた方がいいような気もします。

JATについてモヤモヤした不安を感じていましたが、今日やっと問題の所在が分かりました。JATのために1年に約900回の会計処理をしているのです。他のJATの用事を含め、私は一日に3時間前後JATのために費やしています。もし会員数が2倍になったら、会計処理の数も2倍になり、その他の仕事も増えるでしょう。そうすると、私はJATのために一日に6時間前後ボランティア活動に時間を費やすのでしょうか!?当然、そんなことは無理です。

解決法として、
  • 理事の数を増やす
  • 会計ボランティアのチームを作る
  • 外注する
が考えられますが、経理の仕事をどう分業すればいいのか見当がつきません。ふつう企業ではどうやっているのでしょうか。アマゾンで本でも買って調べようかと思いましたが、参考になりそうな本はありませんでした。いつも決算を頼んでいる税理士に聞いてみようか?企業の会計担当だった人にボランティアで来てもらえないだろうか?

今日はJATに使った時間は2時間でした。