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2019年4月28日日曜日
How do you translate “その他有価証券”?
Under the Japanese accounting standards, securities are classified into the following four categories:
What are 洗替方 and 切放法 ?
洗替方 (Araigae method) is an accounting procedure in Japan, which is probably unique in the world. Under Araigae method, an asset is stated at the fair value on the balance sheet at the end of the period. At the beginning of the next period, however, the book value is reversed to the acquisition cost.
Araigae method can be probably translated into “reversal method” in English.
切放法 (Kirihanashi method) is the lower of cost or market method. Here, the carrying values of an asset at the end of the period and at the beginning of the next period are the same.
Araigae method can be probably translated into “reversal method” in English.
切放法 (Kirihanashi method) is the lower of cost or market method. Here, the carrying values of an asset at the end of the period and at the beginning of the next period are the same.
「unearned revenue/income」、「advance」、「前受収益」、「前受金」をどう区別するか?
「Dictionary of Accounting Terms (Barron's Business Guides)」によると、「unearned revenue」とは、商品や役務が提供される前に受け取られた対価であり、例えば顧問弁護士の月額料金など。
しかし同じ辞書で「advance」を引くと、これもまた商品や役務が提供される前に受け取られた対価で、例えば受注工事、公共料金、顧問弁護士の月額料金など、とある。
「顧問弁護士の月額料金」が「unearned revenue」と「advance」の両方に含まれていることに気づく。会計士はどちらの勘定科目を使えばいいのだろうか。
インターネットで検索した結果、「unearned revenue (もしくはincome)」は「advance」を含んでいるようにも受け取られ、どちらかといえば「unearned revenue」は継続的な役務の提供に使われ(家賃や保険料など)、その一方で「advance」は顧客による「手付金」のような感じである。
日本語で対応するのは「前受収益」と「前受金」だろう。
前者の「前受収益」は、継続的な役務を提供する契約の下で、いまだ提供していない役務に対し支払を受けた対価のことで、前受家賃、前受保険料など。
後者の「前受金」は、主たる営業取引において、商品や製品の引渡し又は役務の提供完了前に、契約を確実にするために、代金の一部を前受けしたものであり、例えば受注工事など。
日本語での区別は明確で、前受収益は継続的サービスだが前受金は継続的サービスではない。
翻訳する場合、ニュアンスが近いのは「unearned income」 = 「前受収益」; 「advance」 = 「前受金」だろうか。
しかし同じ辞書で「advance」を引くと、これもまた商品や役務が提供される前に受け取られた対価で、例えば受注工事、公共料金、顧問弁護士の月額料金など、とある。
「顧問弁護士の月額料金」が「unearned revenue」と「advance」の両方に含まれていることに気づく。会計士はどちらの勘定科目を使えばいいのだろうか。
インターネットで検索した結果、「unearned revenue (もしくはincome)」は「advance」を含んでいるようにも受け取られ、どちらかといえば「unearned revenue」は継続的な役務の提供に使われ(家賃や保険料など)、その一方で「advance」は顧客による「手付金」のような感じである。
日本語で対応するのは「前受収益」と「前受金」だろう。
前者の「前受収益」は、継続的な役務を提供する契約の下で、いまだ提供していない役務に対し支払を受けた対価のことで、前受家賃、前受保険料など。
後者の「前受金」は、主たる営業取引において、商品や製品の引渡し又は役務の提供完了前に、契約を確実にするために、代金の一部を前受けしたものであり、例えば受注工事など。
日本語での区別は明確で、前受収益は継続的サービスだが前受金は継続的サービスではない。
翻訳する場合、ニュアンスが近いのは「unearned income」 = 「前受収益」; 「advance」 = 「前受金」だろうか。
翻訳の品質はどうやって分かるのか?
ある交流会で「翻訳の品質はどうやって分かるんですか?」と聞かれ、答えに詰まりました。
学歴、資格、経歴は、ある程度の目安になりますが、翻訳の実力を保証するものではありません。
その後あれこれ考えたのですが、結論としては「見れば分かる」しかないと、私は思っています。
さて、翻訳の良し悪しは、最初の一行で分かることが多いものです。
日本翻訳者協会(JAT)の新人翻訳者コンテストの応募者の提出物を見ても、最初からうまく訳せているものは、全体的に出来が良かったのです。
NHKの「のど自慢」に似ています。
出だしの歌声を聞けば、その人の力量がすぐに分かる気がしませんか。
ただし利き酒と同じで、「分かる人には分かる」ということなので、全く分からない人には説明のしようがありません。
センスの問題なので感じてもらうしかないのです。
学歴、資格、経歴は、ある程度の目安になりますが、翻訳の実力を保証するものではありません。
その後あれこれ考えたのですが、結論としては「見れば分かる」しかないと、私は思っています。
さて、翻訳の良し悪しは、最初の一行で分かることが多いものです。
日本翻訳者協会(JAT)の新人翻訳者コンテストの応募者の提出物を見ても、最初からうまく訳せているものは、全体的に出来が良かったのです。
NHKの「のど自慢」に似ています。
出だしの歌声を聞けば、その人の力量がすぐに分かる気がしませんか。
ただし利き酒と同じで、「分かる人には分かる」ということなので、全く分からない人には説明のしようがありません。
センスの問題なので感じてもらうしかないのです。
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