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2014年11月2日日曜日

「言い切り文化」と「あいまい文化」

文化が異なるということは、メッセージの伝え方も異なるということです。つまりストレートにものを言う文化か、遠回しに言う文化かで違うのです。

ジェーン・ホラン著「なぜ昇進するのはいつもあなたではないのか ー もっと早く知っておきたかった「社内政治」の技術」では、ストレートな表現を高く評価する文化とあいまいな方言を高く評価する文化について触れています。アメリカ文化は前者、日本文化は後者でしょう。

はっきりとモノを言う文化の人は、あいまいにモノを言う文化の人をどう思うかというと、
  • 信用できない
  • はぐらかしている
  • 要を得ない
  • あいまい
  • 内にこもっている

その逆に、あいまい文化の人にとって、言い切り文化の人は、
  • 傲慢
  • 口先だけ
  • 感情的
  • 歯に衣着せない
  • ケンカ腰
  • 無神経
に映ってしまうのです。

したがってメッセージをそのまま翻訳してよいかどうか、判断が必要になります。