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2012年8月30日木曜日

会計用語の「リサイクル」とは?


 以下は、ウォール・ストリート・ジャーナル誌の一文です。
Fair value changes would be recycled from other comprehensive income to the income statement when the asset is sold.

このrecycleが翻訳者にとっての挑戦でしょう。

いろいろと調べた結果、その意味は
1 時価などの公正価値の変動により、未実現損益が発生する。
2 これを包括利益計算書で『その他包括利益』として計上する。
3 その資産を売却した時に損益が実現する。
4 これを損益計算書に計上する(リサイクルする)。
5 しかし上記の2でも同じ金額を未実現損益として計上していた。このままだとダブって計上してしまうので『組替調整額』という科目で逆の符号の同じ金額を計上し、ダブリを相殺する。

同じ数値を2回使うからリサイクルと呼ぶそうです。



2012年8月23日木曜日

「funding cost」と「amortized cost」で混乱



同じ「cost」でも、支払利息などを表す場合と、帳簿価額を表す場合があるので混乱します。

funding cost」の場合、調達した資金の額面に対して支払った利息などを指しまうす。

その一方、「amortized cost」は、償却後の資産の帳簿価額を指します。

日本語では分かりやすく「資金調達コスト」、「償却原価」と使い分けが行われています。

しかし日本語では「償却した後の原価」を「償却原価」と呼ぶことにより、「した後の」という意味が消えてしまっていることが少し残念ですね。

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2012年8月18日土曜日

Residual category の和訳は?



国際会計基準では、負債性商品を3つのカテゴリーに分けており、償却原価で示すカテゴリー、公正価値の変動を包括利益および純損益で示すカテゴリー、公正価値の変動を純損益のみで示すカテゴリーがあります。

3番目のカテゴリーを「residual category」言いますが、日本語の定訳はないようで「残りのカテゴリー」や「残余カテゴリー」としているようです。


2012年8月12日日曜日

Amortization と Depreciation の違い


AmortizationDepreciationは、和訳するとどちらも「償却」となります。

しかし英語では、無形資産の償却をAmortization、有形資産の償却をDepreciationと言って区別しています。(しかしこれも厳密ではなくてamortization of machineryと表現する人もいます。)


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2012年8月10日金曜日

Debt investmentの和訳は?


Debt investment

Debt investment とは investment in debt instrument で、直訳すると「負債投資」ですが、状況によってお勧めできるのは:

資産運用のプロ向けなら、「デット投資」

一般向けの和訳なら、「負債性金融商品への投資」ないし「負債性商品への投資」

監査法人や公認会計士のようなプロの方向けの和訳なら、「負債性投資」

投資対象が債券と明確に分かっている場合は、「債券投資」

保険業界では、「負債部分への投資」


負債と債務の違い


 負債 = 債務 + 債務以外

債務とは、法律上の義務であり、金額が確定した借入金、買掛金、条件によって金額が変わる退職給付引当金、金額がいくらか分からない法人税等引当金などに分かれます。
債務でない負債とは、修繕引当金など法律上の義務はなく、企業が独自に決めている引当金などです。

  • 「負債」は英訳で何という?

貸借対照表ではliability といいますが、管理会計ではdebt も使います。
例:
debt management 負債管理
debt ratio 負債比率
total debt 総負債

  • 「債務」は英訳で何という?

これもいろいろあって、obligationliabilitypayableが使われます。

liabilityは負債にも債務にも使われる英語なので、和訳するときは神経を使います。



2012年8月1日水曜日

売買高と取引高の違い



In the stock exchanges in Tokyo and Osaka, 売買高 and 取引高 both refer to “trading volume.” 

The Japanese terminologies are used differently between Tokyo and Osaka; in Tokyo, 売買高 is a broad category, which includes 売買高 for stock and bonds and 取引高 for derivatives.
Osaka does not have such a broad category – just 売買高 for stock/bond and 取引高 for derivatives.

Source:
Tokyo Stock Exchange:
http://www.tse.or.jp/market/data/v_and_v/index.html
Note: You can check their use of English by downloading Excel files there.

Osaka Stock Exchange
http://www.ose.or.jp/market/statistics/trading_volume/