この情報は、ChatGPTの2025年7月版のシステムカード(AIの仕組みを解説した公式文書)によるもので、自社がそのように説明しているのですから間違いないでしょう。
私は、もっと精度が高いものと思い込んでいました。翻訳の仕事をする際には、あくまでも参考として、ChatGPTをよく使っていますが、私の周囲にはChatGPTを100%信頼しているかのような翻訳者もいます。また、「AIの影響で人間の翻訳の仕事が減っている」という話もよく耳にします。
その一方で、特に金融分野においては、その5%の誤りが重要な情報だった場合、大きな問題になるリスクがあるということです。
さらに、同じ情報源によれば、ChatGPTが個人情報をインターネット上にうっかり漏洩してしまうリスクは約9%あるとのこと。これもかなり衝撃的な話です。翻訳者として、顧客の機密情報を扱う際には、無料版のAIサービスを使うべきではないと、あらためて感じました。
[参考]