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2013年9月8日日曜日

会計士とコミュニケーション (1) 会計士として成功するために

翻訳は言葉の世界、会計は数字の世界だから、2つは全く別モノと思っていました。しかし「会計士のためのプロのコミュニケーションの手引き」ではこう言っていたのです。
  • 会計はビジネスの言葉であり、会計士のプロにとって最重要課題は、この言葉を他の人に翻訳することである。
(Accounting is the language of business, and one of the professional’s most important challenges is to interpret this language for others.)

驚きです。

会計士が成功するためにコミュニケーション能力が重要であることから、アメリカのCPA(公認会計士試験)の試験に文書作成能力の試験が追加されました。

以下の能力が問われることになります。

Abilities to:
  1. organize ideas  考えをまとめられる能力 
  2. express yourself concisely  簡潔に表現する能力
  3. choose words precisely  言葉を正確に選ぶ能力
  4. write clear sentences   明確に書く能力
  5. use correct grammar  正しい文法を使う能力
  6. use standard English  標準的な国語を使う能力
  7. write appropriately for intended readers  ターゲットの読み手に合わせた書き方をする能力

出所:”The Accountant’s Guide to Professional Communication” by Melanie McKay and Elizabeth Rosa